天日で3年間乾燥させた原木から選りすぐったものを使い、削りや組み立てなど幾つかの工程を経て仕上げます。機械による作業と職人の手による作業が流れのなかで効果的に同調し生みだされます。
弊社では木材を丸太で輸入し、国内で製材して約2年から3年位天然乾燥して製品加工を行っています
原木は主に南洋材パプアニューギニアのペンシルシダー及びペルポック(Perupuk)カナリューム(Canarium)等を主に利用しています
製材した板を自然乾燥している風景
製材した板を自然乾燥している風景②
2~3年乾燥させた木材を人口乾燥機に入れ残りの水分を取り除きます
ギャングソーで板を小割します
モルダーで弊社の規格サオに加工します
サオによってまっすぐなモノを選びながらの作業になります
加工されたサオが次々に仕上がっていきます
できたサオを注文品の寸法より少し長めにカットします
自動トメ切り機で指定の内寸法にカットします
枠組み高周波機で四角に組みます
隅丸額には補強のためコーナーに三角を入れます
チギリ入れ機で4つのコーナーにチギリ用の溝を入れます
先ほどの溝にチギリを入れます
隅丸の場合、ハンドルーターで加工します
規格寸法の時はNCを使って加工します
隅丸の場合、チェルトという機械でコーナーを丸めます
チェルトでコーナーを丸めているところ
別注枠や組子、衝立などは一つ一つ手作りしています
パネル用のサン木もギャングソーで小割りします
注文品の厚みに小割りしたサン木を寸切りします
サン木を四角に組みます
四角に組んだサン木の両面にべニヤ板をボンドで貼りあわせプレス機で接着します
プレス機で押さえているところ
8尺パネルソーで指定の寸法にカットします
8尺を越えるサイズのパネルは10尺パネルソーでカットします
厚みの調整にはワイドサンダーを使います
隅丸額には三角が入っているので四コーナーをカットします
落としマットのくり抜きもNCで加工します
パネルと同じようにサン木をつけてプレス加工
はみ出たサン木をベルトサンダーで削って落してマットを仕上げます
アクリルの側面研磨も自社で行います
側面研磨作業の様子